よりあい*ええげえしでは、発足当初からコミュニケーションツールとしてのパソコンに注目していました。どうしてなのでしょう。
平成12年4月、国政から地方自治へ大改革の中、公的介護保険が導入され、措置制度から、自分らしい生き方を自己選択・自己決定する契約制度に移行し、自己責任が伴う新しい時代を迎えました。
そこで、21世紀の高齢社会を見据え、同年8月より、地域のボランティアや、地域に関心を持っている人たちが知恵を出し合い、「地域で元気に自分らしく生きる」「地域で元気に相返し」を合い言葉に、ボランティア団体「よりあい*ええげえし」を設立しました。
ボランティアは、「自分が選び、自分が決める」もの。できることを主体的に実践すると、元気になり意欲も出ます。
パソコンも、「自分で選び(変換キー)、決定(エンターキー)」この操作のくり返しですので、無意識のうちに、高齢社会に向けての「自己選択と自己決定」の演習にもなり、パソコンでの楽しい学び合いも「元気の素」になります。
地域の高齢者とのメール交換を目標にして、「インターネットを楽しむ」体験も重ねていますし、一人一人が写真・映像・音楽等を選んで楽しんでいるパソコンです。(よりあい*ええげえし新聞48号より)
- やってみたいことには、とにかく挑戦してみる。
- 誰もが、自分の体験から講師役になってみる。
- パソコンだけでなく、おしゃべりも…。
パソコンサロン「クリスマスカードや年賀状作り」

12月1日のパソコンサロンには、シニアの楽しいパソコン体験講座の受講生のうち数人が、引きつづき参加してくれました。
講座の続きをを復習したり、クリスマスカードや年賀状作りに取りかかったり、エクセルで表を作ったりお知らせ用のチラシを作ったり、といろいろな取り組みがありました。
第25回みずほ教育福祉財団助成金を受け購入した、ウィンドウズビスタパソコンを活用しました。
シニアの楽しいパソコン講座2008(全2回)

10月27日の第1回目は、電源の入れ方〜文字入力等。サポーター役のメンバーは、この日に備えて練習を重ねてきました。一対一の対応で、パソコン初心者にもわかりやすく、テキストに沿って丁寧にパソコンを操作しました。受講生が持ち寄ったマイパソコンは、XPやビスタなど様々。テキストも2種類用意して準備も万全です。はじめてマウスを使う人もいましたが、次第に慣れて次回が楽しみになりました。
受講生もサポーターもドキドキわくわくの体験でしたが、和気あいあいの雰囲気で、笑顔が一杯の講座となりました。

11月3日に第2回目「インターネットを楽しもう!」をおこないました。検索のやり方をおさらいして、いろいろなホームページを閲覧しました。
文字入力の復習を兼ねて、メール文を書き、メールの送受信の体験しました。
講座修了後、受講生の方からお礼のメールが届き、みんなで喜び合いました。